将来性重視におすすめ!ERPパッケージ開発

フリーランスエンジニアは好きな仕事を選ぶことができるため、それなら将来性の高い仕事がしたいと考える人も多いでしょう。そういう人に注目してもらいたいのがERPパッケージ開発案件です。ERPパッケージとは、会計や販売、人事などの企業の基幹となる業務が統合されたシステムのことを指します。詳しくは【フリーランス向け】ERP開発をしよう!をご覧ください。

そのERPパッケージが盛んに導入されていたのは1990年代。特に大企業を中心に、巨大な資金を投入してERPパッケージとともにサーバーを構築するプロジェクトが目立ちました。しかしその後景気が悪くなり、その影響を受けてERPパッケージ市場も縮小。ERPパッケージは昔のものとなるところでしたが、イニシャルコストを大幅に抑えられるクラウド型のERPパッケージが登場したことで、市場は再び勢いを取り戻し、ERPエンジニアが活躍できる機会も多くなってきています。

クラウド型のERPパッケージを導入するケースとして多いのは、中堅企業です。初期投資費用を軽減できるメリットと、海外拠点が増えたことによる情報の一括管理や内部統制の必要性からERPパッケージへの切り替えが進んでいることでERPエンジニアの需要が増しています。そしてこのERPエンジニアの需要はフリーランスであっても変わりないのです。

ERPパッケージが再び注目される背景にある別の要因が、ビッグデータの存在。もともとERPパッケージの目的は、社内の情報を一元的に管理し、情報を可視化し、スピーディーな経営判断につなげることです。システム内の情報は日々蓄積され、更新されていくことで膨大なデータが形成されます。これらのデータを素早く正確に分析し、事業の改善や新たなサービスの構築に生かすことができれば、競争社会で優位に立つことができるに違いありません。実際、ビッグデータの活用により、コールセンターのFAQや流通業界で使用されるルート検索の効率化が可能になっています。ERPパッケージによりビッグデータを将来的な事業展開に使用するという新たな展開を見せているため、特にIoTやAIなどの知識があるERPエンジニアが貴重な存在となっています。